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今、注目する人

  • 放送大学と「食う寝る宇宙」                                                                                                                       放送大学教養学部選科履修生/ 茨城大学大学院理工学研究科複雑系システム科学専攻D2 玉置晋 「食う寝る宇宙」というのは、私の座右の銘である。「食う」「寝る」と同等に一生「宇宙」と関わっていきたい。昔の車のCMで歌手の井上陽水さんが発していた「食う寝る遊ぶ」というフレーズが基になっていたかと思う。今から20年ほど前。大学受験生の私は苦悩していた。私は、子供の頃から将来は宇宙に関する仕事に就くことを目指していた。その為、宇宙を学べる大学に行かなければならない(と信じていた)。昔から天文学を目指す人は「東京大学」「京都大学」「東北大学」が相場で、それに倣って東北大学を受験したが、不合格となり東京理科大学理工学部物理学科に入学した。入学当初、宇宙関係の研究室がなくて、「宇宙」の夢、終わったなと思っていたところ、テレビで天文学者の吉岡一男先生の「天体物理学入門」が流れていて、「放送大学で宇宙を学べるじゃないか」と気づいたのが、放送大学との出会い。当時は放送大学に入学はせず、本屋でテキストを買って、勉強していた。大学2年の時に、幸運にも宇宙物理学関係の先生が赴任されてきて、その先生の研究室への配属を目指すことになる。研究室配属の希望が通るかは、原則、成績順なのだが、私と同様に宇宙を学びたい連中がゴロゴロいる大学である。私の成績は当落線上の水準だったと思う。で、どうしたかというと、ボロボロになった放送大学の「天体物理学入門」のテキストをもって、研究室に行き、宇宙を学びたい熱意を先生に伝えたところ、無事に研究室に配属された。 宇宙の勉強をしている中で、「宇宙天気」という分野を知った。西暦2000年7月。ノストラダムスの大予言がはずれて、世の中が「ミレニアム」と騒いでいた頃である。恐怖の大魔王は降ってこなかったけれども、人工衛星が降下をはじめた。日本のX線天文衛星が太陽活動の活発化により、熱膨張した地球大気にブレーキをかけられて、制御不能になった。2001年3月2日に大気圏に突入して消滅した。この事故は、私の人生の岐路の一つとなった。今度は「宇宙天気」を学べる大学を探した。意外なことに地元の茨城大学に研究室があった。ちょうど地元茨城に戻りたいと感じていた事もあり、茨城大学大学院に進学した。ここで出会った恩師、野澤恵先生はその後の私にとってはキーパーソンとなる。 そして、2003年10月は私の人生最大のターニングポイントが起きる。「ハロウィン・イベント」である。太陽表面で起きた大爆発は地球を周回する人工衛星に深刻なダメージを負わせた。この事は私の人生にも大きな狂いを生じさせた。当時、日本の火星探査機の火星軌道投入失敗やロケットの打上げ失敗等か続き、日本の宇宙開発は再点検を余儀なくされた ...
    投稿: 2020/10/13 19:01、山口文夫
  • 「身近な被害者支援」 ~知る事から始まる理解、そして想いやりへ~ 心理と教育コース卒  梁田知代子   こんにちは、放送大学の心理と教育コースを今春卒業しました梁田です。私は「被害者支援」をテーマとして学んできました。 以下は少し辛い数字が並びますが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。   「1年間の負傷者数58万人、死者3千人」 この数字を見て、皆さんは何だとお考えになりますか。「どこの国の話かな?内戦での死傷者数かな?」そうお考えになるのではないでしょうか?     実はこれは、平成29年の1年間に起きた日本国内での道路交通事故での負傷者数580,850人、死者数3,694人という数字です。(内閣府発表 警察庁交通統計 平成30年道路交通事故白書より)   時々ニュースで流れるこれらの数字に皆さんはショックを受けたり、恐怖を感じたりした事はありますか?そうはあまり感じないのではないでしょうか? でも、もしも「100人が一度になくなるような事故」が起きたら、事故とは関係のない私たちまでもが大変な衝撃を受け、恐怖や混乱を感じます。報道も連日大きくされます。          私たちの住む茨城県内で平成29年中道路交通事故での死者数は 143人でした。(茨城県警察交通白書より) 残念ながら毎年100人以上の方が交通事故で亡くなっています。 しかし私たちはそれを身近に感じた事はなく、心の衝撃もなく、不安や心配もなく、いつもの生活を平穏に送り続けています。毎年こんなにも大勢の人々が交通事故で傷つき命を奪われているのに、その事をあまり身近に感じないのは何故でしょうか。   つい最近ですが、「201971日警察庁発表2019年上半期交通事故死者数は全国で1418人、前年同期比185減です。そして茨城県は死者数55人で前年同期比6減です。」というニュースがありました。「~減です。」とあります。事故が前年よりも減少している事はとてもよい事です。 毎年秋が深まる頃には「県内の死者数はこれで100人になりましたが、昨年よりも1週間遅いです。」などと新聞テレビで報道されます。この表現は他県でも同じです。この「OO日遅いです」という一言があるのですが、それが最後にあるだけで私たちはなんだかほっとします。 そして全国報道で毎年よく耳にするのは次の様な表現です。 「今年の負傷者数OO万人、死者OO人で、昨年よりもOO人減りました。」 過去最少になりました。」「最多だったOO年よりも、~%減りました。」 マイナスOO人です。統計開始以来、最低を更新です ...
    投稿: 2019/07/25 2:29、山口文夫
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キーワード

最近の情報

  • 第7回 教員・学生講演会 知識・経験を生かした学びと地域活動についての講演会が2016年12月4日に開催されます。
    投稿: 2016/11/03 22:51、山口文夫
  • OPEN CAMPUS 2016 開催 2016年10月9日 OPEN CAMPUSが開催される。今年は宮本みち子副学長に「無縁社会にしないために」と題する講演を頂く
    投稿: 2016/10/12 23:38、山口文夫
  • 第5回学生講演会 11月30日 県立図書館で開催 ●日時:2014年11月30日(日)  13:00~16:00●場所:茨城県立図書館 視聴覚ホール           水戸市三の丸1-5-38    TEL:029-221-5569(代表)●共催:放送大学茨城学習センター     茨城県立図書館●内容■食育に関する意識調査から見る 食育推進方法の一考察(13:00〜14:00) 助川 憲子 ...
    投稿: 2014/10/23 23:06、山口文夫
  • 第4回放送大学茨城学習センター 学生講演会 ●日時:2013年12月1日(日)            13:00~16:00●場所:茨城県立図書館 視聴覚ホール          水戸市三の丸1-5-38           TEL:029-221-5569(代表)●共催:放送大学茨城学習センター     茨城県立図書館●内容:”放送大学の学びと地域社会活動” ・いばらき自然エネルギーネットワーク・エコカレッジ23の出前授業 ・新聞投稿20年、社会への発信と出会いの面白さを語る ・救急医療体制・病床数と疾患別標準化死亡比について統計的に解析■プログラム ...
    投稿: 2013/11/05 5:47、葛貫壮四郎
  • オープンキャンパス&学園祭2013 放送大学茨城学習センターでは、恒例のオープンキャンパス&学園祭2013を10月13日に開催します。本年の注目点は下記の2題です。1.公開講座:地球温暖化に寄与し地球環境修復も可能な再生エネルギー生産(14:00~15:30)2.人形浄瑠璃真壁白井座保存会公演:女夫松菟玖波曙(12:30~13:30) 学生、卒業生、これから入学を希望する方やちょっと放送大学を覗いてみたい方等ご参加お待ちしております。
    投稿: 2013/08/26 18:12、山口文夫
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話題・課題

  • 那珂川水害ボランティアに参加して                                                                                                                                                                                  2019.10.23                                                                                                                                                                                   田辺裕美 1.はじめに 1013日に東日本を襲った台風19号は、各地の河川に氾濫を引き起こしたが、水戸市を流れる那珂川でも水害が発生した。放送大学茨城学習センターから国道123号線を北に2kmほど行ったところにある飯富地区等でも ...
    投稿: 2019/10/24 2:21、山口文夫
  • 砂漠化                                  元 茨城学習センター 所長 塩見 正衞砂漠化とは  砂漠化は,「乾燥,半乾燥および乾性半湿潤地域における気候変動および人間活動を含むさまざまな要因によって引き起こされる土地の荒廃」と,1994年,国連で採択された「砂漠化対処条約」に定義されている.この条約では,乾燥地域を乾燥指数 (=年間降水量/年間蒸発散量) によって,表1のように分類していて,極乾燥地をのぞいた乾燥指数0.05~0.65の地域 (以下 ...
    投稿: 2015/04/21 5:20、山口文夫
  • 喜望岬はどうして喜望峰なのか 元 茨城学習センター所長 朝野洋一 ○  岬のはずが峰になっている アフリカ大陸西南端の喜望峰(34°21′S,18°30′E)は、地理や世界史でおなじみの地名です。1488年、ポルトガルの航海者バルトロメウ=ディアス(1450ころ~1500)が南端部を回航し、アフリカ大陸が南極方面まで伸びているという従来の見方を変え、大陸の西の大洋(大西洋)と東の大洋(インド洋)がつながっていることを明らかにしました。この時、付近の海域は大荒れだったので嵐の岬(Cabo des ...
    投稿: 2015/02/15 23:12、山口文夫
  • エネルギー開発と地球温暖化について    元 茨城学習センター所長 奥 達雄 東日本大震災前後の変化  2011年の東日本大震災前後でエネルギー供給の事情が大きく変わった。原発に30%近くの電気を頼っていたのが、原発事故以後次々に国内の原発が停止し、ついに20139月にはゼロになった。2014年末の時点では、約30%の電力の不足分は主に石油、天然ガス等で火力発電により補填されている。1995年頃から日本のエネルギー総消費量は横ばいになっており、2006年以降やや低下している状況である。しかし、2030年までエネルギー需要は増加の傾向にあるという予測なので、エネルギー消費量も増加してくる可能性がある。  日本の消費エネルギーと電力量  日本の電源の構成は資源エネルギー庁のエネルギー白書によると ...
    投稿: 2015/02/01 4:44、山口文夫
  • 人への衝突を激減緩和する「自動ブレーキ + 外部作動型エアバッグ」 システム これ以上暴走による犠牲者を出さないためにも !! 人への衝突を激減緩和する、センサフュージョン(複数センサ)による「自動ブレーキ + 外部作動型エアバッグ」 システムの早急な実用化を 茨城学習センター所長 白石昌武   近年発生した集団登校中の小学校の列に軽乗用車が暴走し多数の死傷者を出した事故、バスを待つ保護者を含む児童の列に軽ワゴン車が暴走して死傷者を出した事故、また脱法ハーブに起因する死傷事故等、加害者はこれからの日本を担う若者のみならず高齢者も含まれている。“居眠り運転をしていた”、“ボーとしていた”では済まされない問題である。このような形で人の命が奪われる交通事故には今更ながら憤りを禁じ得ない。と同時にこれから本格的な高齢者社会に直面するに当たり ...
    投稿: 2015/01/21 23:32、山口文夫
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