石川愼二

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今月の注目する人

  • 「身近な被害者支援」 ~知る事から始まる理解、そして想いやりへ~ 心理と教育コース卒  梁田知代子   こんにちは、放送大学の心理と教育コースを今春卒業しました梁田です。私は「被害者支援」をテーマとして学んできました。 以下は少し辛い数字が並びますが、最後までお付き合い頂けたら幸いです。   「1年間の負傷者数58万人、死者3千人」 この数字を見て、皆さんは何だとお考えになりますか。「どこの国の話かな?内戦での死傷者数かな?」そうお考えになるのではないでしょうか?     実はこれは、平成29年の1年間に起きた日本国内での道路交通事故での負傷者数580,850人、死者数3,694人という数字です。(内閣府発表 警察庁交通統計 平成30年道路交通事故白書より)   時々ニュースで流れるこれらの数字に皆さんはショックを受けたり、恐怖を感じたりした事はありますか?そうはあまり感じないのではないでしょうか? でも、もしも「100人が一度になくなるような事故」が起きたら、事故とは関係のない私たちまでもが大変な衝撃を受け、恐怖や混乱を感じます。報道も連日大きくされます。          私たちの住む茨城県内で平成29年中道路交通事故での死者数は 143人でした。(茨城県警察交通白書より) 残念ながら毎年100人以上の方が交通事故で亡くなっています。 しかし私たちはそれを身近に感じた事はなく、心の衝撃もなく、不安や心配もなく、いつもの生活を平穏に送り続けています。毎年こんなにも大勢の人々が交通事故で傷つき命を奪われているのに、その事をあまり身近に感じないのは何故でしょうか。   つい最近ですが、「201971日警察庁発表2019年上半期交通事故死者数は全国で1418人、前年同期比185減です。そして茨城県は死者数55人で前年同期比6減です。」というニュースがありました。「~減です。」とあります。事故が前年よりも減少している事はとてもよい事です。 毎年秋が深まる頃には「県内の死者数はこれで100人になりましたが、昨年よりも1週間遅いです。」などと新聞テレビで報道されます。この表現は他県でも同じです。この「OO日遅いです」という一言があるのですが、それが最後にあるだけで私たちはなんだかほっとします。 そして全国報道で毎年よく耳にするのは次の様な表現です。 「今年の負傷者数OO万人、死者OO人で、昨年よりもOO人減りました。」 過去最少になりました。」「最多だったOO年よりも、~%減りました。」 マイナスOO人です。統計開始以来、最低を更新です ...
    投稿: 2019/07/25 2:29、山口文夫
  • 「今が大切」 放送大学大学院文化科学研究科  金子紀夫     「今が大切」これは、私が尊敬する本多光太郎(1870/明治3 -- 1954/昭和29年)の言葉です。氏は実験物理学者で今の東北大学総長、東京理科大学学長を歴任しました。また「鉄の神様」と呼ばれ、KS鋼という従来の3倍に達する強力な磁石を発明し(1917年/大正6年)、日本特許第32234号を皮切りに世界各国から特許権を獲得し、第一回の文化勲章(1937年/昭和12年)を受章されました。日本の十大発明家にも選ばれています。磁石は産業発展にとって常に大切な材料であり、特に戦時中の需要は大きなものがありました。  さて、残された色紙をみると1947年(昭和22年)を読み取ることができます。この年はKS鋼を47歳で発明してから30年、喜寿に当たります。今の愛知県岡崎市の尋常小学校をお尻に近い成績で卒業してから紆余曲折、16年後に今の東京大学物理学科を首席で卒業、さらに6年後の33歳に理学博士へと歩みます。秀才でもない自分が天皇陛下へのご進講をするまでになったのは、努力の賜物以外なにもないと、自他ともに認めるところだったようです。書物は分かるまで何遍も読み返し、物理現象は分からないことがあれば繰り返し実験して確かめたそうです。このような努力には、時間がいくらあっても足りず、時間を効果的に使うしかありません。このような半世紀以上の経験と自信から「今が大切」という言葉が生まれたものと私は思います。努力の継続という意味でしょうか、「つとめてやむな」という言葉も残しています。  その1947年、私は4歳で丸子多摩川の河原で遊びふけっていました。「今が大切」の言葉に出会ったのは19歳の時です。色紙のレプリカを貰った記憶があります。暫くして忘れてしまいましたが、23歳にて初めて仙台の地に踏み込み、東北大学金属研究所の玄関口で本多光太郎の胸像に出合い、それ以来、頭から離れない言葉になりました。胸像の傍らの碑文から一部を引用します。「先生研究に臨むや計画は深思周密を極めその遂行に当ってはよく適材を選んでこれを信任すること重厚昼は実験観察夜は思索綜合の本多式に徹し子弟と渾然一体となり心魂をかたむくるところ業績おのずから挙がる。後進をよく練成しよく暢達して多くの俊秀を学界産業界におくる。もろもろの顕彰国内はもとより広く英米独より至り一九三七年文化勲章制定を見るや先ず先生の胸間に輝く」 本多光太郎の生涯は「本多光太郎伝 石川悌二郎著」に詳しく書かれています。   今から20年ほど前でしょうか、会社の定年がぼんやり見えてきた55歳ころのことです。ふとラジオから流れてきた講演が耳に止まりました。演者は五木寛之で、およそ次のような内容だったと記憶しています。  「自分の死期を決めてみることを勧める。例えば今50 ...
    投稿: 2018/06/09 20:02、山口文夫
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最近の情報

  • 第7回 教員・学生講演会 知識・経験を生かした学びと地域活動についての講演会が2016年12月4日に開催されます。
    投稿: 2016/11/03 22:51、山口文夫
  • OPEN CAMPUS 2016 開催 2016年10月9日 OPEN CAMPUSが開催される。今年は宮本みち子副学長に「無縁社会にしないために」と題する講演を頂く
    投稿: 2016/10/12 23:38、山口文夫
  • 第5回学生講演会 11月30日 県立図書館で開催 ●日時:2014年11月30日(日)  13:00~16:00●場所:茨城県立図書館 視聴覚ホール           水戸市三の丸1-5-38    TEL:029-221-5569(代表)●共催:放送大学茨城学習センター     茨城県立図書館●内容■食育に関する意識調査から見る 食育推進方法の一考察(13:00〜14:00) 助川 憲子 ...
    投稿: 2014/10/23 23:06、山口文夫
  • 第4回放送大学茨城学習センター 学生講演会 ●日時:2013年12月1日(日)            13:00~16:00●場所:茨城県立図書館 視聴覚ホール          水戸市三の丸1-5-38           TEL:029-221-5569(代表)●共催:放送大学茨城学習センター     茨城県立図書館●内容:”放送大学の学びと地域社会活動” ・いばらき自然エネルギーネットワーク・エコカレッジ23の出前授業 ・新聞投稿20年、社会への発信と出会いの面白さを語る ・救急医療体制・病床数と疾患別標準化死亡比について統計的に解析■プログラム ...
    投稿: 2013/11/05 5:47、葛貫壮四郎
  • オープンキャンパス&学園祭2013 放送大学茨城学習センターでは、恒例のオープンキャンパス&学園祭2013を10月13日に開催します。本年の注目点は下記の2題です。1.公開講座:地球温暖化に寄与し地球環境修復も可能な再生エネルギー生産(14:00~15:30)2.人形浄瑠璃真壁白井座保存会公演:女夫松菟玖波曙(12:30~13:30) 学生、卒業生、これから入学を希望する方やちょっと放送大学を覗いてみたい方等ご参加お待ちしております。
    投稿: 2013/08/26 18:12、山口文夫
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宿題・課題

  • 砂漠化                                  元 茨城学習センター 所長 塩見 正衞砂漠化とは  砂漠化は,「乾燥,半乾燥および乾性半湿潤地域における気候変動および人間活動を含むさまざまな要因によって引き起こされる土地の荒廃」と,1994年,国連で採択された「砂漠化対処条約」に定義されている.この条約では,乾燥地域を乾燥指数 (=年間降水量/年間蒸発散量) によって,表1のように分類していて,極乾燥地をのぞいた乾燥指数0.05~0.65の地域 (以下 ...
    投稿: 2015/04/21 5:20、山口文夫
  • 喜望岬はどうして喜望峰なのか 元 茨城学習センター所長 朝野洋一 ○  岬のはずが峰になっている アフリカ大陸西南端の喜望峰(34°21′S,18°30′E)は、地理や世界史でおなじみの地名です。1488年、ポルトガルの航海者バルトロメウ=ディアス(1450ころ~1500)が南端部を回航し、アフリカ大陸が南極方面まで伸びているという従来の見方を変え、大陸の西の大洋(大西洋)と東の大洋(インド洋)がつながっていることを明らかにしました。この時、付近の海域は大荒れだったので嵐の岬(Cabo des ...
    投稿: 2015/02/15 23:12、山口文夫
  • エネルギー開発と地球温暖化について    元 茨城学習センター所長 奥 達雄 東日本大震災前後の変化  2011年の東日本大震災前後でエネルギー供給の事情が大きく変わった。原発に30%近くの電気を頼っていたのが、原発事故以後次々に国内の原発が停止し、ついに20139月にはゼロになった。2014年末の時点では、約30%の電力の不足分は主に石油、天然ガス等で火力発電により補填されている。1995年頃から日本のエネルギー総消費量は横ばいになっており、2006年以降やや低下している状況である。しかし、2030年までエネルギー需要は増加の傾向にあるという予測なので、エネルギー消費量も増加してくる可能性がある。  日本の消費エネルギーと電力量  日本の電源の構成は資源エネルギー庁のエネルギー白書によると ...
    投稿: 2015/02/01 4:44、山口文夫
  • 人への衝突を激減緩和する「自動ブレーキ + 外部作動型エアバッグ」 システム これ以上暴走による犠牲者を出さないためにも !! 人への衝突を激減緩和する、センサフュージョン(複数センサ)による「自動ブレーキ + 外部作動型エアバッグ」 システムの早急な実用化を 茨城学習センター所長 白石昌武   近年発生した集団登校中の小学校の列に軽乗用車が暴走し多数の死傷者を出した事故、バスを待つ保護者を含む児童の列に軽ワゴン車が暴走して死傷者を出した事故、また脱法ハーブに起因する死傷事故等、加害者はこれからの日本を担う若者のみならず高齢者も含まれている。“居眠り運転をしていた”、“ボーとしていた”では済まされない問題である。このような形で人の命が奪われる交通事故には今更ながら憤りを禁じ得ない。と同時にこれから本格的な高齢者社会に直面するに当たり ...
    投稿: 2015/01/21 23:32、山口文夫
  • 自然科学系における研究発表の現状 元 茨城学習センター所長 塩見 正衞 1.自然科学系における研究発表の現状 わたしは、現在76歳であるが、今も時には国際誌に研究発表している。しかし、今日の研究発表の仕方は、私が研究を始めたころとは大きく変化してきたので、いつも戸惑いを感じている。わたしが農林省 (当時) の研究所に採用になったのは1961年で、農林水産省を辞したのは1993年である。この間約30年、研究成果は主に研究所が発行している報告書(論文集)と身近な学会誌に発表してきた。研究者は ...
    投稿: 2015/01/07 16:42、山口文夫
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